台北から日帰りも一泊もできる北投温泉。台湾旅行というと、台北102、夜市、九份、十分など、見どころが盛りだくさんですよね。せっかく台湾まで来たのだから、あれもこれも見て回りたい。そんな気持ちになるのが正直なところです。
でも今回は、あえて予定を詰め込みませんでした。目的はただひとつ、「温泉に入って、ゆっくりする日を作ること」。
そこで選んだのが、台北からMRTで気軽に行ける北投温泉です。しかも今回は部屋で温泉を楽しみたかったので、部屋風呂付きのホテルを予約しました。観光地を駆け足で巡るのではなく、温泉に入って、街を歩いて、食事をして、また温泉。そんな、ちょっと贅沢な「のんびり台湾旅行」の記録をお届けします。
北投温泉への行き方は?台北からMRTで約31〜40分でアクセス可能

北投温泉のいいところは、何といってもアクセスの良さです。台北市内からMRTで気軽に行けるので、日帰り温泉としても、一泊旅行としても選びやすい立地なんです。
行き方はとてもシンプル。
台北駅など
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MRT淡水信義線
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北投駅
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新北投支線
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新北投駅
新北投駅は新北投支線の終点。駅を降りれば、そこがもう北投温泉の中心エリアです。台北から30〜40分ほどで着いてしまうので、「温泉旅行」というより台北観光の延長で気軽に行ける温泉地、という感覚に近いかもしれません。
行く前は、日本の温泉街のような景色を想像していました。ところが新北投駅に降りてみると、思った以上に都会だったので驚きました。ホテルや飲食店、コンビニが立ち並んでいて、普通の街の中に温泉地がある、そんな雰囲気です。
日本の温泉街というと、温泉旅館・浴衣姿・温泉まんじゅう・温泉卵・お土産屋、といったイメージを持つ方も多いはず。北投はちょっと違います。温泉地ではあるものの、街としての生活感もしっかり残っているんです。「都会の中に温泉がある」。これが、北投に来て最初に感じた印象でした。
北投温泉で部屋風呂付きホテルを選ぶメリット|宿泊した「鳳凰閣温泉旅店」
北投温泉のホテル選びで重視したいのが、部屋風呂の有無です。今回宿泊したのは、北投 鳳凰閣温泉旅店でした。
ここを選んだ一番の理由は、リーズナブルなのに、部屋で温泉を楽しめること。せっかく北投温泉まで行くのだから、「部屋風呂」があるかどうかは絶対に外せない条件でした。客室に温泉風呂がついていて、部屋でゆっくり温泉に入れる。今回の旅では、これが大正解でした。
部屋風呂で好きな時間に温泉に入れる

観光地を歩き回ったあと、ホテルに戻って温泉。少し休んで、また温泉。朝起きて、出発前にもう一度温泉。こんな贅沢ができるのが、部屋風呂付きホテルのいいところなんです。
大浴場だと営業時間や混雑が気になることもありますよね。部屋風呂なら、そういった心配もなく自分のペースで楽しめます。今回の北投旅行は「温泉を楽しむこと」も目的だったので、部屋風呂付きにして本当によかったと感じました。北投で一泊するなら、部屋風呂付きのホテルはかなりおすすめです。
新北投駅までの送迎がありがたい
鳳凰閣温泉旅店には、新北投駅までの送迎があります。ホテル自体は歩いても行ける距離。散歩しながら向かうこともできるのですが、台湾旅行ではスーツケースやリュックなど、どうしても荷物を持って移動することが多くなります。そんなときに、この送迎が本当にありがたい。「歩ける距離だけど、荷物があるなら送迎を使う」、そんな使い方がちょうどよかったです。
今回の宿泊料金
今回の宿泊料金は、約1万円ほどでした。高級温泉旅館というより、比較的リーズナブルに「部屋で温泉」というスタイルを楽しめるのが、鳳凰閣温泉旅店の良いところだと思います。
駅前の「双月食品社 北投店」で台湾まぜそば!

北投に到着したら、まず楽しみたいのが食事です。今回利用したのは、駅前にある双月食品社 北投店。値段はかなりリーズナブルで、食べた台湾まぜそばが美味しかった!
温泉地だからといって、必ずしも高級な料理が必要なわけではありません。こういうリーズナブルな地元のお店で食事をして、ホテルに戻って温泉に浸かる。このくらいの気軽さが、今回の北投旅行にはぴったりでした。
地熱谷の見どころ|白い湯気が立ち上る温泉の池を散策

北投温泉に来たら、やっぱり見ておきたいのが地熱谷。新北投駅から約700m、徒歩で約11分ほどの距離です。この距離なら、タクシーを使うよりも散歩がてら歩いていくのがおすすめです。

街を歩きながら地熱谷へ向かうと、少しずつ温泉地らしい雰囲気になってきます。そして到着すると、
入口には、ちょっと面白いスポットとして手湯もありました。手だけを温泉につけて温められる場所で、温泉に浸かるほどではないけれど、ちょっと手を温めて休憩するのにちょうどいいんです。
熱気持ち良い感じで、すっきり気持ち良かった。

高温の温泉が湧いているようで、温泉の池から白い湯気がもくもくと立ち上っていました。

地熱谷は、それほど広い観光施設ではありません。イメージとしては、「温泉の池の周りに整備された遊歩道を散歩する」という感じです。湯気を眺めながら池の周囲を歩いていると、「ここは本当に温泉地なんだな」と実感が湧いてきます。
なお、地熱谷は高温の源泉なので、当然ながら入浴する場所ではありません。日本の温泉地のような温泉卵もありません。「地熱谷で卵を茹でて温泉卵を作る」という観光地ではないので、そこは日本とちょっと違うところです。地熱谷は毎週月曜日が休園日なので、訪問する場合は曜日にも気をつけてくださいね。
硫磺谷への行き方と、台湾の方との出会い
北投で、もう一カ所行ってみたかったのが硫磺谷遊憩区(硫黄谷)です。新北投駅周辺から歩いて行くには少し距離があるため、タクシーの利用がおすすめです。
ところが硫磺谷へ向かおうとしていたところ、台湾の方に声をかけていただいたんです。そして、なんと一緒にタクシーで硫磺谷まで連れて行ってもらうことになりました。これは本当にありがたい出来事でした。
旅先では、事前にGoogleマップで調べたり交通手段を確認したりして、できるだけ予定通りに動こうとするものです。でも、こういう予定していなかった出来事が起こるのも旅の面白いところ。現地の方とちょっとした交流が生まれて、そのおかげで行きたかった場所にも行けました。こういう経験は、観光ガイドには載っていません。それでも、あとから旅を振り返ったとき、意外と強く記憶に残るんですよね。これも旅の醍醐味だと思います。
硫磺谷の見どころ|白煙・硫黄の香り・無料の足湯
硫磺谷に到着すると、地熱谷とはまた違った景色が広がっていました。


あちらこちらから白煙が立ち上っています。そして、あたり一面に硫黄の香り。地熱谷よりも、自然のパワーを強く感じる場所でした。「温泉街」というより、「火山の地熱地帯に来た」という感覚に近いかもしれません。

硫磺谷には、無料で利用できる足湯があります。せっかくなので入ってみたのですが、これが……かなり熱い!しかも訪れたときは、結構人も多め。利用する場合は、事前に足を洗ってから入る必要があります。無料で温泉を体験できるのはうれしいポイントですが、熱さには注意してくださいね。こちらも毎週月曜日が休みです。
北投石の故郷と、歴史を学べる北投温泉博物館
北投温泉には、もうひとつ興味深い特徴があります。それが北投石(ほくとうせき)。北投で発見された貴重な鉱石です。
温泉というと「お湯に入る場所」というイメージが強いですが、北投は火山活動や地熱によって形成された土地。地熱谷などを実際に見ていると、「この土地だから温泉があるんだな」ということがよくわかります。北投石の存在を知ってから街を歩くと、温泉だけではない北投の魅力にも気づけるはずです。
北投温泉の歴史を知りたいなら、北投温泉博物館へ。日本統治時代の公共浴場を利用した施設で、北投の温泉文化を学べます。入館無料です。
北投には日本統治時代から続く温泉の歴史があります。都会的な新北投駅周辺を歩いていると、つい忘れてしまいそうになりますが、こうした施設を訪れると、昔からこの場所が温泉地として栄えてきたことがしみじみと伝わってきます。ここも毎週月曜日が休館なので注意しましょう。
まとめ:北投温泉一泊旅行で感じたこと
今回、北投温泉に一泊してみて、一番強く感じたのは「日本の温泉街とは違うけれど、これはこれで面白い」ということでした。
日本の温泉街のように温泉旅館がずらっと並んでいるわけではなく、新北投駅周辺はかなり都会。でも、そこから少し歩けば地熱谷、さらに足を延ばせば硫磺谷。都会のすぐ近くに、温泉の源泉や火山性の自然が残っている。このギャップこそが、北投の面白さだと思います。
そして、今回の旅で一番よかったのは、やはり部屋風呂付きのホテルを選んだこと。観光してホテルに戻り、部屋で温泉に浸かって少し休み、また温泉に入る。食事をして、また温泉。それだけで十分幸せな時間でした。
台湾旅行では、つい「あそこにも行きたい、ここにも行きたい」と予定を詰め込んでしまいがちです。でも北投に一泊するなら、「観光しに行く」というより「温泉に入りに行く」くらいの気持ちでちょうどいいのかもしれません。そこに、台湾の方との思いがけない出会いも重なって、忘れられない一泊になりました。
台北からMRTで30〜40分ほど。それだけで、都会とは少し違う温泉旅行が楽しめます。台北の有名観光地はもう回った、という方にも、北投温泉はぜひおすすめしたい場所です。次の台湾旅行では、北投で一泊して、ゆっくり温泉に入ってみてはいかがでしょうか。
北投温泉一泊旅行・今回訪れた場所
🏨 北投 鳳凰閣温泉旅店
今回宿泊したホテル。リーズナブルな料金で、客室で温泉を楽しめるのが魅力です。新北投駅からの送迎があるので、荷物が多い旅行者にはありがたい存在です。
🍜 双月食品社 北投店
新北投駅周辺で食事をするなら候補に入れたいお店。リーズナブルで、台湾まぜそばも美味しかったです。
♨️ 地熱谷
新北投駅から約700m、徒歩約11分。散歩がてら行くのがおすすめです。池の周りの遊歩道を歩きながら、湯気が立ち上る源泉を眺められます。入口には手湯もあります。月曜日休園。
🏛️ 北投温泉博物館
北投温泉の歴史を知れるスポット。日本統治時代から続く温泉文化を感じられます。月曜日休館。
♨️ 硫磺谷遊憩区
白煙が立ち上り、硫黄の香りが漂うダイナミックな温泉地帯。無料の足湯もあります。かなり熱いので注意してください。今回は台湾の方に声をかけていただき、一緒にタクシーで訪れることができました。月曜日休み。
アクセスマップ
今回の北投温泉旅行で訪れた場所は、Googleマップで確認できます。
北投 鳳凰閣温泉旅店
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新北投駅
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地熱谷
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北投温泉博物館
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硫磺谷遊憩区
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双月食品社 北投店
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よくある質問(FAQ)
- Q1:北投温泉は日帰りでも楽しめますか?
A1:はい、台北からMRTで約30〜40分なので日帰りも可能です。ただし部屋風呂付きホテルでゆっくり温泉に入りたいなら、一泊するほうが満足度は高くなります。 - Q2:北投温泉に行くのに水着は必要ですか?
A2:地熱谷や硫磺谷は見学が中心で入浴はできません。部屋風呂や宿泊施設内の温泉を利用する場合は、施設ごとのルールを事前に確認しておくと安心です。 - Q3:地熱谷や硫磺谷はいつ休みですか?
A3:地熱谷・北投温泉博物館・硫磺谷遊憩区は、いずれも毎週月曜日が休みです。訪問日を決めるときは曜日にも気をつけましょう。 - Q4:北投温泉のベストシーズンはいつですか?
A4:一年を通して楽しめますが、冬場は特に温泉のありがたみを感じやすい季節です。台北観光と合わせるなら、乾季にあたる秋〜春もおすすめです。 - Q5:北投温泉と九份・十分はどちらがおすすめですか?
A5:観光を楽しみたいなら九份・十分、ゆったり温泉でリフレッシュしたいなら北投がおすすめです。台北滞在中に両方組み込む旅行者も少なくありません。

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