雪景色に包まれた高野三山 〜バス運休が導いた特別な山行〜 #5

タイトル画像 登山

皆さん、こんにちは。今回は、高野三山を巡る素晴らしい冬の山行について、皆さんにお伝えしたいと思います。予期せぬ展開がありましたが、それがかえって素晴らしい体験となった山旅の様子をご紹介しましょう。

予想外の出だし

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今回は電車での山行を予定しておりまして、南海高野線で極楽橋、ケーブルカーで高野山駅に到着したとき、私たちを待っていたのは思いがけないニュースでした。
大雪のため、バスが運休になっていたのです。当初の計画では、女人堂までバスで移動する予定でしたが、急遽、高野山駅からの登山開始となりました。

皆さんも、旅の計画が突然変更になった経験はありませんか?そんなときこそ、柔軟な対応が冒険を生み出すチャンスなのです。

雪景色の中の山旅

雪景色の中の山旅イメージ画像

予定外の出発となりましたが、その後の山行は驚くほど素晴らしいものとなりました。私たちが巡った山々は、転軸山、雪池山、楊柳山、そして摩尼山でした。当初の予定では、あと2座、護摩の壇、古宮岳を予定していましたが、時間の都合で今回はスキップしました。
そのうち転軸山、楊柳山、摩尼山の山々は高野三山として知られ、それぞれが独自の魅力を持っています。

登山道は誰ひとりも歩いていないふかふかの新雪に覆われており、まるで私たちだけのための特別な舞台のようでした。足跡のついていない真っ白な雪の上を歩く感覚は、言葉では表現しきれないほどの喜びをもたらしてくれます。また時折動物の足跡が行く先を案内してくれていました、それは高野山という特別な空気のためなのか、なにかか特別な感覚での山行となりました。

予想外の展開がもたらした喜び

予想外の展開がもたらした喜びイメージ画像

当初の計画とは異なる形でスタートした今回の山行ですが、結果的にはとても楽しい体験となりました。予期せぬ事態に直面したときこそ、その状況を楽しむ心の余裕が大切ですね。
海外旅行などではそういうことは往々にしてありますよね。もちろん悪い方向に転ぶこともありますが、それもいい思い出になるでしょう。今回は幸いにしてとてもいい特別な経験になりました。

無事の帰路

幸いなことに、帰りは女人堂からバスが運行していました。あれほ道路に降り積もっていた雪がすっかり除雪されており、車のチェーンなしで走れるほどで本当に驚きでした。
最悪、1時間ほど歩かないとと予想していたので本当に助かりました。

今回の高野三山巡りは、予想外の展開から始まりましたが、結果的に忘れられない素晴らしい思い出となりました。皆さんも機会があれば、高野三山の雪景色を楽しんでみてはいかがでしょうか?きっと、心に残る素晴らしい体験になるはずです。

登山情報 

関連情報

転軸山(915m):和歌山県の山(分県登山ガイド) 大阪周辺の山250 日本百低山(2017) 高野三山 関西周辺の山130 
雪池山(ゆきいけやま)(988m):和歌山県の山(分県登山ガイド)
楊柳山(ようりゅうさん)(1009m):関西百名山 日本百低山 和歌山県の山(分県登山ガイド) 日本の山1000 大阪周辺の山250 日本百霊峰 日本百霊山 日本百低山(2017) 登るとご利益がある山34 高野三山 関西周辺の山130
摩尼山(まにさん)(1004m):和歌山県の山(分県登山ガイド) 大阪周辺の山250 日本百低山(2017) 高野三山 関西周辺の山130

奥の院:トイレ、休憩所、ほうじ茶(無料)

アクセス

電車で南海高野線極楽橋、そこからケーブルカーで高野山駅まで。

ヤマレコ登山ログ

  • 所要時間:06:56
  • 距離:16.3km
  • 登り:724 m
  • 下り:798 m

ヤマレコログへのリンク

山行記録: 高野三山
2025年01月11日(日帰り) 近畿, ハイキング / totoosakaの山行記録

山行ログ

本日の装備写真

今回新しいリュックを新調しました。低山登山に50Lのリュックは大きすぎて重いので、思い切って軽いやつを買ってみました。
両サイドにペットボトルホルダー、内側にPC入れ、小物入れ2つ、表にも小物入れあり、コロコロキャリアへのセットアップもできるやつです。
これでなんと1,100円です(笑)、ダイソーはすごい!今回使ってみてとても良かったので、低山登山では、これがメインのリュックになりそうです。

橋本駅

南海高野線、橋本駅で、極楽橋行きの電車へ乗り換えです。

「極楽橋」

「極楽橋」駅に到着です。すでに周りは銀世界!ワクワクですね。

「極楽橋」

ケーブルの駅に移動する際から見える、赤い橋が「極楽橋」です。

「高野山」駅の写真

8:00、「高野山」駅に到着。
バスが運休しており、一般道を歩いてくことにします。もきゅもきゅの新雪が足裏に気持ち良い。

木漏れ日の写真

気温がマイナスで、肌がヒリつくのですが、こもれる暖かい太陽がありがたかった。

高野町入口の「大門」の写真

高野町入口の「大門」です。いつもの車やバスでは、スルーでしたが、歩いてくるので門の大きさを堪能できました。

高野町の入り口写真

メインの通りは除雪済みです。

金剛峯寺

金剛峯寺に到着、山リストの「弘法大師の道」のチェックポイントなので、今回たまたまこれたのはうれしい誤算でした。
今年のゴールデンウイークにでも「弘法大師の道」に挑戦してみようかなと思っています。

金剛峯寺

雪の金剛峯寺、いいですね。

金剛峯寺

右に籠が置いてあったのが気になります。

滴る氷の写真

滴る感じで凍ってました。なかなか寒いです。平坦な道を歩いているだけでは、まったく温まりません。坂をください!
そして、金剛峯寺後にしてから、前人実藤感じで凍ってました。なかなか寒いです。平坦な道を歩いているだけでは、まったく温まりません。坂をください!そして、金剛峯寺後にしてから、人跡未踏

の新雪で気持ち良いことこの上ないです。
軽いラッセルとも言いますが(笑)

「転軸山」への登山口の写真

金剛峯寺後にしてから、ずいぶん行ったところで、ようやく「転軸山」への登山口に到着しました。
雪の下は階段があるのかないのか?きっとよく整備された道なんだと思います。

延々と新雪の写真

延々と新雪♪

「転軸山」山頂の写真

「転軸山」山頂に到着しました。小さな手書きの山頂標識があります。展望はありません。

転軸山山頂の社写真

転軸山山頂の社、安全を祈願します。

「楊柳山」方面分岐の写真

「楊柳山」方面へ向かいます。

木々のトンネル写真

木々のトンネル。

雪池山への分岐の写真

右手の階段の道を登っていきます。
この調子だと高野三山はすべて回れそうで一安心です。
とりあえず、雪池山へ向かいます。

「雪池山」山頂の写真

「雪池山」山頂に到着しました。ここも眺望がありません。
若干風がありましたが、12時前でしたので風裏で昼食としました。

食後のコーヒーの写真

食後のコーヒー、美味しかったのですが。身体の末端がすっかり冷えてしまいました。
体を温めるために、小走りに元来た道を戻っていきます。

「楊柳山」山頂の写真

小走りのおかげで、あっという間に「楊柳山」山頂に到着です。
身体もすっかり温まりました。気温も0度くらいになったのではないでしょうか。

「楊柳山」山頂の写真

「楊柳山」山頂の社に旅の安全を祈願します。あと1座!

「楊柳山」の案内の写真

「楊柳山」の案内

鹿の足跡の写真

鹿の足跡が細い道の行き先を先導してくれます。

ほっと一息。の写真

ほっと一息。

「摩尼山」山頂の写真

ようやく本日最後の山「摩尼山」到着です。

山頂の社の写真

山頂の社に、本日最後の安全祈願をします。

奥の院入口の写真

奥の院に到着!トイレと休憩所を利用させていただきます。

無料のほうじ茶の写真

ほうじ茶をいただきます。美味しかった!そしてとても温まります。

ケーブルカーで下山です。たのしかった♪

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