2025年春から、携帯電話料金の値上げの計画が大手キャリア各社で進められています。
何でも値上げの昨今この動きは、私たちユーザーにとっても大きな関心事ですよね。
そこで今回は、今後予定されている携帯料金の値上げと、注目のirumo終了について、各社の動向やMVNOの価格動向・最安値情報も交えてわかりやすくまとめます。
大手キャリアの値上げ動向、要点まとめ
- ドコモ・au・ソフトバンクの3社が相次いで値上げを発表
- 既存プランも自動的に値上げされるケースあり
- 値上げと同時にサービス特典も拡充
ドコモ
2025年6月4日をもって既存プラン「irumo」「eximo」の新規受付が終了し、6月5日から新プラン「ドコモ mini」「ドコモ MAX」「ドコモポイ活 MAX」「ドコモポイ活 20」がスタートします。
たとえば「ドコモ MAX」は月額8,448円と、従来の「eximo」より1,000円以上値上げとなりましたが、DAZN for docomoや国際ローミング30GB無料など、豪華な特典が付きます。
新しいプランが自分に合わない場合は、6月5日以降にプラン変更してはいけませんよ。
ドコモの新料金プランについて、主なプランと割引適用後の価格をわかりやすく表にまとめました。
ドコモ新料金プラン比較表（2025年6月5日～）
| プラン名 | データ容量 | 月額料金（税込） | 割引適用後（例） | 特典・ポイント還元等 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ MAX | 無制限 | 8,448円 | 5,148円 | DAZN、国際ローミング等 |
| ドコモ ポイ活 MAX | 無制限 | 11,748円 | 8,448円 | dポイント最大5,000円還元等 |
| ドコモ ポイ活 20 | 20GBまで | 7,898円 | 4,818円 | dポイント還元等 |
| 20GB超 | 9,570円 | 6,490円 | ||
| ドコモ mini | 4GB | 2,750円 | 880円 | Amazonプライム3ヶ月無料等 |
| 10GB | 3,850円 | 1,980円 |
SIM契約以外に余計な付加価値?で値上げを誤魔化している感じですね。
周りの友人達が知らないうちに一番高いプランに加入させられていることも多いです。ドコモだからといって安心はできませんよ!
irumoが終了する理由と注目点
ドコモの「irumo」は2025年6月4日をもって新規申し込み・プラン変更の受付を終了します。既存ユーザーは引き続き利用可能ですが、新たに契約することはできなくなりました。
irumoは2023年7月から提供されていた小容量プランで、月額550円（0.5GB）の安さが魅力でした。しかし、後継となる「ドコモ mini」には0.5GBプランがなく、選択肢は4GB・10GBのみ。このため、0.5GBプランが欲しい方は、今のうちにirumoに申し込むか、MVNOなどの他サービスを検討する必要があります。
irumoが短期間で受付終了となった理由としては、ブランディング上の問題や、OCNモバイルONEからの移行受け皿としての役割が一段落したことなどが挙げられています。
楽天グループ株主優待との相性抜群なだけに、プランがなくなるのは非常に残念です。
以下の技が使えるのも6月4日までとなりました。
au（KDDI）
auも2025年6月3日から新料金プラン「au バリューリンクプラン」が登場。データ容量無制限で衛星通信「Starlink Direct」や海外データ通信「au海外放題」などの特典がセットになっています。
また、既存プラン「使い放題MAX＋」「auマネ活プラン＋」は8月1日から自動的に値上げされ、最大330円アップとなります。
auの2025年新料金プランと既存プランについて、主なプランの価格をわかりやすく表にまとめました。
au新料金プラン比較表（2025年6月3日～／8月1日～）
| プラン名 | データ容量 | 基本料金（税込） | 主な割引適用後（例） | 備考・特徴 |
|---|---|---|---|---|
| auバリューリンク | 無制限 | 8,008円 | 5,478円 | 家族割＋auスマートバリュー＋au PAYカード割引 |
| auバリューリンク with Amazonプライム | 無制限 | 8,877円 | 6,347円 | サブスク付きプラン |
| auバリューリンク Netflixパック(P) | 無制限 | 9,306円 | 6,776円 | サブスク付きプラン |
| auバリューリンク ドラマ・バラエティパック | 無制限 | 9,878円 | 7,348円 | サブスク付きプラン |
| auバリューリンク DAZNパック | 無制限 | 10,978円 | 8,448円 | サブスク付きプラン |
| auバリューリンク ALL STARパック | 無制限 | 12,056円 | 9,526円 | サブスク付きプラン |
| auマネ活バリューリンク | 無制限＋ポイント還元 | 9,328円 | 実質4,228円 | Pontaポイント最大4,000円還元 |
| 使い放題MAX＋ | 無制限 | 7,788円 | 5,038円（例） | 8月1日から330円値上げ、割引適用後は要再計算 |
| スマホミニプラン＋ | 20GB | 4,928円 | – | 8月1日から220円値上げ |
| スマホスタートプランベーシック | 30GB | 5,423円 | 2年目以降：3,916円 | 8月1日から220円値上げ |
| スマホスタートプランライト | 5GB | 2,673円 | – | 8月1日から220円値上げ |
こうやって並べてみると、色々付加価値が追加となり恐ろしいほど高くなっています。
これが、毎月x家族分がランニングコストとしてかると思うと生活で立ち行かなくなるのも解ります。
車のローンが組めます😁
一般の人には関係ありませんが、登山を趣味とする私としては、Starlinkが使えるのは羨ましい。
ソフトバンク
ソフトバンクは2025年7月中に新プランが始まる見通しで、既存プランの値上げも8月～9月中に実施される予定です。
PayPay経済圏やLINE系アプリ、衛星通信サービスなどの特典追加が期待されていますが、各社の動向を伺ってから、即時対応できるように準備しているのでしょうね。
楽天モバイル
2025年6月現在、楽天モバイルは公式に値上げを発表していません。
楽天グループ会長の三木谷浩史氏も「現時点で大きな値上げをする考えはない」と明言しており、
他キャリアが値上げを発表する中、値上げに慎重な姿勢を保っています。
オンライン専用プランは値上げ対象外
「ahamo」「UQモバイル」「povo」「LINEMO」など、オンライン専用プランは現在のところ値上げ対象外となっています。
結局、企業としては値上げしても動かない客からは、お金を巻き上げるのは簡単ということでしょうね。
MVNOの今後の価格動向と最安値情報
MVNO（格安SIM事業者）は、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、コストが抑えられ、月額料金も安価に設定されています。
また、この層の顧客はコスト意識が高いので、なかなか値段を上げることが出来ないということかと思います。
しかし、通信インフラのコスト増加や競争激化により、今後値上げする可能性も指摘されています。
シニア向けおすすめプラン
最近よくシニアの方からよく何処のSIMが良いのか聞かれるので、私の見解をまとめておきます。
シニア世代のスマホ選びは「使いやすさ」と「安心感」、そして「毎月のコスト」が大きなポイントです。そんなシニアの方に特におすすめしたいのが、
Mineoの「マイソクスタンダード」と楽天モバイルです。
mineoの「マイソクスタンダード」がシニアにおすすめの理由
mineoの「マイそくスタンダード」は、データ通信容量無制限・使い放題で、最大通信速度が1.5Mbpsに制限された格安SIMプランです。月額料金は990円（税込）と非常にコスパが高いのが魅力です。
通信回線も、ドコモ、AUから選択できエリアも安心
実測でも1.5Mbps前後が安定して出ており、LINEやSNS、Web検索、YouTube（普通画質）など日常的な用途には十分な速度です
ただし、12:00-13:00までが、32kbpsの速度制限がかかり使い物になりません。
メールや通話は問題有りませんので、
その時間は、YouTubeなどのパケットが必要な事をずらせることが出来る方に最適です。
データ通信容量無制限は熱いです!
私の両親もコレです。
また、mineoのサポート体制も安心。電話サポートやフリーダイヤルで相談できるので、トラブル時も心強いです。
受付時間：9:00～18:00（年中無休）
0120-977-384（通話料無料）です
何処かの会社のサポートのようにお金がどんどん吸い込まれてしまう0570とは異なり、
こういう所にも企業の姿勢が伺えますね。
楽天モバイルのシニア向けプランがおすすめな理由
楽天モバイルは、田舎には弱いのですが、電波が入ってしまえばこっちの物で快適そのものです。
また、上記のmineoプラント異なり24時間高速に使え、更に最大料金も3,278円、通話も無料(アプリより)で安心ですね。
まとめ
- 大手キャリアの値上げは2025年夏以降も続く見込み
- ドコモのirumoは2025年6月4日をもって新規受付終了、0.5GBプランは後継なし
- オンライン専用プラン（ahamo、UQモバイル、povo、LINEMOなど）は現時点で値上げ対象外
- MVNOは今も小容量プランで月額500円台～が主流、今後もコスト動向に注目
携帯料金の値上げやプラン終了が気になる方は、今のうちにプラン見直しやMVNOへの乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。
自分に合った最安値プランを見つけて、スマートに節約しましょう！
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