自宅が丸見え!?ストリートビューが招く空き巣被害、絶対にすべきプライバシー保護

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皆さんも、Googleマップのストリートビューを使って、訪問する場所の雰囲気を事前に確認したことがあるのではないでしょうか。ストリートビューは便利な一方で、「自宅がインターネット上で世界中に公開されてしまっている」ことに、不安を感じた方も多いと思います。
特に1戸建ての住宅では、家の外観や周辺環境が丸見えになるため、空き巣の下調べに利用されるリスクがあります。
私自身も、「これは放置できないな」と感じました。今回は、なぜストリートビューで自宅を隠すべきなのか、どんなリスクが考えられるのか、そして具体的な隠し方までを分かりやすくまとめました。

1. なぜグーグルストリートビューで自宅を隠す必要があるのか?

まず、ストリートビューに自宅が公開されていることで考えられるデメリットをあげてみましょう。

  • プライバシーの侵害:自分や家族の住所・生活環境が簡単に特定されてしまいます。
  • 犯罪のリスク:泥棒やストーカーなどが下見に利用するケースも報告されています。
  • 個人情報の流出:表札や車のナンバーなど、意外と多くの個人情報が写っている可能性があります。

こうしたリスクを意識することで、「自宅のストリートビュー公開」は決して他人事ではないと気づく方は多いはずです。

2. 「公開されて困ること」意外と多い実例

例えば、以下のような被害が考えられます。

  • 知らないうちにSNSで自宅外観が拡散された
  • 空き巣の下見に悪用されて被害にあった
  • 生活プライバシーが漏れて精神的に不安になった

「自分は大丈夫」と思っていると、思わぬところでトラブルに発展することも。だからこそ、あらかじめリスクを減らしておくことが重要です。

ストリートビューの悪用事例

強盗のイメージ画像
  • 空き巣事件: グーグルマップのストリートビューを利用して空き家を探し、侵入して金品を盗む事件が発生しています。例えば、福岡や佐賀県で約440件の事件が報告されており、被害総額は1億円近くにのぼることがあります。
  • プライバシーの侵害: ストリートビューで自宅の様子が筒抜けになることで、プライバシーが侵害されることもあります。例えば、ベランダに干している洗濯物が写り込むなど、日常生活が公開されてしまうことがあります。

注意点

注意のイメージ画像
  • 一度モザイクが適用されると、基本的に解除はできません。
  • モザイク処理はGoogle側の判断により対応されるため、必ず適用されるとは限りません。

モザイクを入れる手順

Googleにモザイク(ぼかし)をリクエストすることができます。具体的な手順は以下の通りです。

問題報告のイメージ画像
  1. Googleマップを開く
    ブラウザまたはアプリでGoogleマップを開き、モザイクをかけたい場所を検索します。
  2. ストリートビューを表示
    検索結果からストリートビューを選択し、該当箇所が画面中央に表示されるよう調整します。
  3. 「問題を報告」をクリック
    画面右下(または右上)のメニューから「問題を報告」を選択します。
  4. モザイクの対象を指定
    赤枠でモザイクをかけたい範囲を指定し、「ぼかしのリクエスト」から対象(例:自宅、顔、車のナンバープレートなど)を選択します。
  5. 理由とメールアドレスの入力
    モザイクを入れる理由を書き、メールアドレスを入力後、「私はロボットではありません」にチェックを入れます。
  6. 申請送信
    最後に「送信」をクリックして申請完了です。反映には数日かかる場合があります。

ただし、このリクエストはあくまで「要望」であり、必ずしも対応してもらえるとは限りません。

結論

結論のイメージ画像

いかがでしたでしょうか?
グーグルストリートビューはとても便利な機能ですが、一歩間違えると自分や家族のプライバシー・安全が危険にさらされることもあります。
特に1戸建ての住宅では、自宅や車が写ってしまうとプライバシーが侵害される可能性があります。したがって、ストリートビューにモザイクを掛けることを推奨し、自宅や車の安全を守るための対策を講じることが重要です。
また、この家はセキュリティ対策をきっちりやっていると犯罪者に知らしめることができますよ。
ぜひ対策しましょう!

この記事が、自分や家族のプライバシーを守る第一歩となれば嬉しいです。あなたの「安心」のために、少しだけ手間をかけてみませんか?

もしわからない点があれば、気軽にコメントやお問い合わせください!

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