槇尾山「和泉の摩周湖」エメラルドグリーンに感動!登山レポ【大阪50山】

タイトル画像 登山

「和泉の摩周湖」を見るために、槇尾山へ登山してきました。

和泉の摩周湖を望む

2024年1月8日(月)、山友さんの足が不調ということで、それほどハードではない山をリクエストされ、前々から噂になっていた「和泉の摩周湖」を見に行こうと思っており、丁度よいので、槇尾山登山へ行ってきました。
槇尾山は大阪府和泉市南部に位置し、ダイヤモンドトレイルの一角を担う標高600メートルの山です。また大阪50山の一つであり、大阪周辺の山250にも選ばれています。

登山口から施福寺までの道はよく整備されており、階段を使って比較的楽に登ることができます。しかし、施福寺から槇尾山の山頂までの道はかなり分かりづらく、急勾配で落ち葉が多く、整備されていないため、注意が必要です。特に雨の日や湿った日には滑りやすくなるので、しっかりとした登山靴を履くことをおすすめします。

また、駐車場から少し進んだところに小屋があり、登山に関する情報やアドバイスを教えてもらえましたよ。

槇尾山への詳細な登山ルート

駐車場から施福寺までは、約1km、30-60分時間程度の道のりです。
道中には美しい自然が広がり、四季折々の風景を楽しむことができます。春には桜が咲き誇り、秋には紅葉が見事で、参拝者も多く訪れます。ここで一息つき、境内を散策するのもおすすめですよ。

施福寺から槇尾山の山頂までは、さらに1時間ほどかかります。
この区間は急勾配で、道もあまり整備されていません、その急こう配の途中に「和泉の摩周湖」を眺めることができるスポットがあります。体力を要する部分もありますが、一目見た時の感想は「摩周湖」ですw。急こう配を恐る恐る登ってきた苦労と相まって、そのエメラルドグリーンの湖面に感動しました。
さらにもう少し登っていくと山頂に出ることができます。
ここもまた頂上からの眺望は絶景です。
晴れた日には大阪市内や遠くの山々まで見渡すことができ、達成感を味わうことができました。

槇尾山への注意点とアドバイス

槇尾山は比較的登りやすい山ですが、施福寺から山頂までの道は険しいため、初心者の方や体力に自信のない方は無理をせず、適度に休憩を取りながら登ることが大切です。また、登山道は整備されていない部分も多いため、滑りにくい靴や登山用の杖を持参すると安心です。

さらに、山の天候は変わりやすいため、雨具や防寒具を忘れずに持参しましょう。特に冬季は気温が低くなるため、十分な防寒対策が必要です。

槇尾山へのまとめ

槇尾山は、自然の美しさと歴史的な名所を楽しむことができる魅力的な山です。登山道は整備されている部分とそうでない部分が混在しており、適度な挑戦を楽しむことができます。山友さんと一緒に登った今回の登山は、足の不調にもかかわらず、無事に山頂に到達できたことが何よりの喜びでした。
次回は、さらに体力をつけて、もう少し難易度の高い山にも挑戦してみたいと思います。

槇尾山入山禁止?

槇尾山入山禁止という話を聞いていおりまして、ブログアップロード後に調べて追記しています。
2015年大阪府山岳連盟に対して槇尾山入山自粛願いが出ています。(リンクのPDF参照)
要約すると以下のような感じです。

「槇尾山への登山について、施福寺からの要請により、指定コース外への入山自粛が求められています。特に、宿坊から水源を経た蔵岩や槇尾山頂上付近は禁足地とされ、入山が禁止されています。また、火気の使用や草木の伐採も禁止されています。最近の死亡事故やマナーの低下も問題視されています。解決には時間がかかるため、当面の間、指定コース外への入山を控えるようお願いされています。」

指定コースとはダイヤモンドトレイルを指すようです。
入山料を徴収しておいて登山禁止というのは誤解を招くと思いますので、「拝観料」とすべきと思います。
また、槇尾山の登山ルートで入山自粛の案内はあったのかは不明ですが、依頼と言う事で強制ではないのですが、やはり自粛したほうが良いでしょう。
禁足地と言う事でなかなか一般開放は難しいかと思われます。非常に楽しい山なので残念ですが。
ヤマレコの槇尾山情報にそういうことが記述されていればよいのと、大阪山50から外すのが良いと思いました。

槇尾山登山情報

アクセス(車)

登山者は施福寺の近くの駐車場を使うことができません。
少し手前の以下の駐車場が登山者用の駐車場となりますが、紅葉の時期などは早めに一杯となりますので、早めに行くなど注意しましょう。

登山ログ by ヤマレコ

  • 所要時間:02:38
  • 距離:3.2 km
  • 登り:345 m
  • 下り:344 m

ヤマレコログへのリンク

山行記録: 槇尾山ピストンで、和泉の摩周湖見学。
2024年01月08日(日帰り) 金剛山・岩湧山, ハイキング / totoosakaの山行記録

Photoギャラリー

施福寺駐車場はハイキング客は駐車禁止です。

施福寺駐車場はハイキング客は駐車禁止です。少し手前の無料駐車場に止めることができますよ。

槇尾山観光センター手前のトイレです。

槇尾山観光センター手前のトイレです。綺麗なトイレでとても助かります。

入山料500円を払いましょう。

登山口を少し登ったところに小屋があり、入山料を払うことができます。

寺への山道ですがなかなかキツイ

お寺への山道ですが、なかなか長く勾配もあるので以外にキツイです。

立派な仁王さんがいる山門

施福寺の山門(仁王門)は、歴史的な価値が高く、訪れる人々に強い印象を与えます。この門は1603年(慶長8年)に豊臣秀頼によって再建されました。門の両側には、鎌倉時代に作られた仁王像が安置されており、度重なる戦火や山火事を免れて現在に至っています。

この仁王門は、一般的な阿吽像とは逆に配置されているため、非常に珍しいものです。
施福寺の山門は、その歴史的背景と独特の配置から、多くの参拝者や観光客にとって見どころの一つとなっています。
また、

山門を抜けると東屋が見えます。

門をくぐると、山門を抜けると東屋が見えます。また急な石段が続き、施福寺の本堂へと導かれます。
この石段は約900段あり、参拝者にとっては気力と体力を試される部分でもありますよ。

登りがどんどんきつくなります。

さらに勾配がどんどんきつくなります。階段がどんどんきつくなっていく・・・
小さな子供たちはそんな大人の事情とは関係なく、元気に登っていきます。
素直にうらやましいです。。。

ようやく施福寺到着

ようやく施福寺到着しました。汗だくです。

そして、施福寺の本堂には、札所本尊である十一面千手観音菩薩が安置されていますが、これはその縮小版でしょうか・・・なかなかいい仕事をされていますね。
また、境内にはベンチが多数設置されており、のんびり休憩をとることもできます。

施福寺から、岩湧山山頂のすすき野が見えます。

施福寺から、岩湧山山頂のすすき野が見えますね。
遠いように思っていたのですが、意外と近くに見えるものですね。

施福寺への階段を登りきったところから、ダイヤモンドトレールの始まりです。ここから山頂を目指します。

施福寺への階段を登りきったところから、左へ進むとダイヤモンドトレールの始まりです。
ここから山頂を目指します。すでに結構疲れていますよ。

ここからダイヤモンドトレイルを外れているので自粛要請区間です。

私が入っておきながら、こういうのも非常に申し訳ないのですが。
自粛要請が出ている登山道になりますので、くれぐれも入らないようにしましょう。

ダイヤモンドトレール起点から少し進んだ、あばら家は立入禁止なので、その横の崖を登ります。よく見ると、ちゃんと赤リボンが付いていますよ。

ダイヤモンドトレール起点から少し進んだ、右手にあるあばら家とその横の道は立入禁止なので、
その横の崖を登ります。よく見ると、上のほうにちゃんと赤リボンが付いていました。

どんどん進むと、ローブポイントも・・

さらにどんどん進むと、急勾配となりローブも設置されています。慎重にロープを手繰り寄せながら登ります。
もう修験道といった感じです。

左手に、和泉の摩周湖を望む絶景ポイントがありますが、かなりの崖っぷちで怖いですよ。

崖のような坂をどんどん登っていきますと、左手に、「和泉の摩周湖」を望む絶景ポイントがあります。ですが、かなりの崖っぷちでなかなかに怖かったです。
そしてエメラルドグリーンに感動!

泉の摩周湖は本当にあったんだ!

どんどん赤リボンを頼りに登ります。

落ち葉で滑る急こう配を、赤リボンを頼りにどんどん登っていきます。

ようやく、横尾山山頂です。大阪湾が綺麗です。

そしてようやく、横尾山山頂です。大阪湾が綺麗です。
意外と大変でした!!

絶景!

山頂600mの景色は、360度とはいきませんが、かなりの絶景で大満足です。
今日も暑いホットコーヒーをいただきました。
山頂で飲むコーヒーはインスタントですが、美味しいのです。
後は元の道を使って直に下山しました。

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