皆さんも最近「プライオリティパスが使えなくなった」という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?実は2025年11月から、これまでプライオリティパス入手の定番だったセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カードが大幅改悪され、1回利用するたびに約5,000円もかかるようになってしまいました。そこで今回は、最新の状況を踏まえて、一番安くてお得にプライオリティパスを入手する方法を詳しく解説していきます。
セゾンゴールドアメックスの衝撃的な改悪内容

まず、これまでの状況を整理しましょう。
改悪前(2025年11月まで)
- プライオリティパス年会費:11,000円(税込)
- ラウンジ利用料金:完全無料
- 会員グレード:プレステージ(最上級)
- レストラン・リフレッシュ施設:利用可能
改悪後(2025年12月から)
- プライオリティパス年会費:無料
- ラウンジ利用料金:1回につき35米ドル(約5,145円)
- 会員グレード:スタンダード(最下級)
- レストラン・リフレッシュ施設:利用不可
年間2回以上使う方にとっては実質的な大幅値上げとなり、これまでの「お得感」は完全に失われてしまいました。
プライオリティパスって何?基本をおさらい
プライオリティパス改悪の話をする前に、そもそもプライオリティパスがどんなものかご説明しましょう。
プライオリティパスは、世界1,700ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる会員制サービスです。通常なら年会費約7万円のプレステージ会員になる必要がありますが、特定のクレジットカードに入会することで無料で入手できるのが魅力でした。
プライオリティパスで利用できるサービス
- 空港ラウンジ:無料ドリンク、軽食、Wi-Fi、電源完備
- レストラン特典:指定店舗で3,400円相当の食事が無料
- リフレッシュ施設:マッサージやシャワー施設の利用
- その他特典:空港送迎サービス割引など
プライオリティパスのランクとは?
プライオリティパスのランクごとの年間費用や会員サービス、同伴者利用条件をまとめた表は以下の通りです。
プライオリティパスランク | 年間費用(USD) | 年間費用(約円) | 会員サービス | 同伴者の利用条件 |
---|---|---|---|---|
スタンダード | $99 | 約14,553円 | ラウンジ利用時に都度料$35 | $35 |
スタンダード・プラス | $329 | 約48,363円 | 年間10回まで無料、以降は都度$35 | $35 |
プレステージ | $469 | 約68,943円 | 年間無制限で無料利用可能 | $35 |
- 同伴者利用はどのランクも1回35ドル(約5,000円)ほどの追加料金が必要です。
- 年間費用を円に換算する際、1ドル=147円(2025年9月現在レート)で計算しています。
この表がプライオリティパスの各ランクを比べる際の参考になれば幸いです。
2025年プライオリティパス改悪の全体状況

セゾンゴールドアメックスだけでなく、実は多くのカードでプライオリティパス特典が改悪されています。
主要カードの改悪状況まとめ
楽天プレミアムカード(2025年1月~)
- 年間5回までに制限
- レストラン・リフレッシュ施設利用不可
JCB系カード(2024年10月~)
- 国内空港レストラン利用不可(海外は可能)
三菱UFJ系カード(2024年10月~)
- レストラン・リフレッシュ施設完全利用不可
ダイナースクラブカード(2025年4月~)
- 国内空港レストラン利用不可(海外は可能)
なぜ改悪が相次いでいるのか?
改悪の背景には以下の要因があります:
- 利用者の急増:コロナ後の海外旅行再開で利用者が激増
- ラウンジホッピング:複数ラウンジを巡る「ホッピング」利用の増加
- カード会社の負担増:プライオリティパス社への支払いコスト急上昇
【2025年最新】プライオリティパス最安入手方法ランキング

現在の状況を踏まえ、最もコストパフォーマンスが良いプライオリティパス入手方法をランキング形式でご紹介します。
第1位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
初年度完全無料でプライオリティパスを入手できる最強カードです。
- 年会費:33,000円(税込)※初年度無料
- プライオリティパス:プレステージ会員(最上位)
- 利用回数:無制限
- レストラン特典:利用可能
- 同伴者料金:4,400円
初年度は完全に無料でプライオリティパスを利用できますので、とりあえず1年間試してみて、2年目以降継続するかを判断できるのが大きなメリットです。
また、ビジネスとつきますが法人だけでなく、会社員やサラリーマン、公務員でも申込OKと公式FAQにも明記されていますので安心してください。
セゾンプラチナビジネスアメックスの魅力ポイント
- JALマイル還元率が驚異の1.125%
- 高級レストランで1名分コース料理無料
- 海外旅行保険最大1億円自動付帯
- タブレットホテル会員権が無料(通常年会費9,900円)
第2位:ダイナースクラブカード
2025年11月30日まで初年度年会費無料キャンペーン中です。
- 年会費:24,200円(税込)※2025年11月30日まで初年度無料
- プライオリティパス:年10回まで無料(スタンダード・プラス)
- レストラン特典:海外のみ利用可能
- 家族カード:年会費5,500円(税込)※初年度無料
年間10回までという制限はありますが、年に数回の海外旅行であれば十分です。さらに10,000円キャッシュバック特典もあるため、実質的に初年度はプラス収支になります。
第3位:エポスプラチナカード
- 年会費:30,000円(税込)※インビテーション経由なら20,000円
- プライオリティパス:プレステージ会員(無制限)
- 同伴者特典:1名まで無料
- 年会費優遇:年100万円利用で翌年以降20,000円
私の所持しているのもこれです。実は楽天ゴールドにしようと思ったこともありますが、改悪のあらしが吹く中、今となっては残しておいてよかったと思っています♪
実際の利用シーンと活用のコツ
空港ラウンジでの過ごし方
プライオリティパスラウンジでは以下のようなサービスを受けられます:
- 無料ビュッフェ:軽食からデザートまで充実
- アルコール類:ビール、ワイン、カクテルなど
- ビジネス環境:Wi-Fi、電源、静かな作業スペース
- リラックス環境:マッサージチェア、シャワー(一部ラウンジ)
レストラン特典の活用方法
※注意:2025年8月から国内レストラン利用に「出発3時間前」の制限がかかりました
従来は到着後でも利用できましたが、現在は出発3時間以内の搭乗券を持っている場合のみ利用可能です。
利用可能な主要空港レストラン
- 関空:ぼてぢゅう(3,400円相当のメニュー無料)
一番好きですw - 成田:鉄板焼 道頓堀 くりた、やきすき やんま
- 中部:ぼてぢゅう、海膳空膳、くつろぎ処
- 羽田:All Day Dining Grande Aile
効率的な利用のコツ
皆さんもこれらのルールを理解して、プライオリティパスの価値を最大限に引き出しましょう。
- ラウンジホッピング:同じ空港内で複数ラウンジを利用可能
- 早めの空港到着:出発3時間前からレストラン利用可能
- アプリの活用:プライオリティパス公式アプリで空港ラウンジを事前チェック、
利用時の注意点とトラブル回避法
デジタル会員証への移行
2025年11月4日から、多くのカードでプライオリティパス会員証がデジタル会員証に変更されます。
同伴者利用時の注意
複数名でプライオリティパスを持っている場合は、必ず各自で受付をしましょう。1つのパスでまとめて処理されると同伴料金が発生してしまいます。
利用制限のチェック
カードによって利用条件が異なるため、事前確認が重要です:
- 回数制限:年10回、年30回などの上限
- 利用可能施設:ラウンジのみ、レストラン不可など
- 時間制限:出発3時間前ルールなど
結論:今選ぶべき最強の1枚はこれ!

現在の状況を総合的に判断すると、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードが圧倒的におすすめです。
おすすめする理由
- 初年度完全無料:リスクゼロでプライオリティパスを体験
- レストラン特典OK:国内空港レストランも利用可能
- 無制限利用:回数を気にせず使える
- 豊富な付帯特典:プライオリティパス以外のメリットも大きい
こんな方には特におすすめ
- 海外旅行や出張の頻度が高い方
- 空港での待ち時間を有効活用したい方
- 初年度無料でリスクなく試したい方
- ラウンジだけでなくレストラン特典も使いたい方
まとめ:プライオリティパスの賢い活用法
プライオリティパスを取り巻く環境は確かに厳しくなっていますが、適切なカードを選べば今でも十分にお得に利用できます。
特にセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスなら初年度無料でプライオリティパスを体験でき、その価値を実感できるはずです。海外旅行や出張の際の空港時間が、きっと今よりもずっと快適で有意義なものになるでしょう。
セゾンゴールドアメックスの改悪で困っている方も、この機会により良いカードに乗り換えて、引き続きプライオリティパスの恩恵を受けていきましょう!
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